- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2026年1月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他の製造業 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 人手不足の状況は依然として改善が見られず、生産体制の維持に追われている事業者が多い。加えて、機械設備の老朽化が進行する一方で、県内には修理業者がほとんど存在せず、他県からの対応を余儀なくされている。このため、修理費用や部品代の高騰が続き、収益悪化の要因となっている。
繊維・ 同製品 繊維連合会 暖冬の影響により冬物商材の動きは鈍く、百貨店・専門店ともに既存店売上は横ばいから微減となり、全体として弱含みで推移した。一方で、訪日客需要は都市部百貨店及び一部ブランドの売上を下支えしており、業績面での二極化が一層進展している。値上げによる客数減少と消費の選別化が進み、「欲しい人だけが購入する市場」への転換が明確になりつつある。
木材・木製品 木材 人手不足は顕著になりつつあり、最大の課題となっている。
印刷 印刷 12月及び1月は業界全体として繁忙期にあたることから、印刷業以外の分野においても売上が増加している事業者がみられる。
化学ゴム プラスチック 新年度に向けた学生向け及び生活関連の受注は、例年並みの水準で推移している。新たな生産設備を導入した企業においては、前年を上回る受注を確保している例も見られるものの、多くの企業では前年度と比べ、受注量が減少している状況にある。
窯業・土石製品 生コン 1月の出荷量は、前年同月比で微増となっている。
一般機器 機械 原材料価格の高騰に対しては、取引企業における取引条件の改善が進みつつある。一方で、賃金引上げや労働力不足については、中小・零細企業への影響が依然として大きい。
その他の製造業 毛皮革 毛皮加工は、受注量は減少傾向にあるものの、加工単価は概ね横ばいで推移している。鹿皮のセーム革については、注文が増加し、比較的好調な状況にある。

県内の景況情報(非製造業)

【2026年1月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比
その他非製造業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 野菜・果物ともにほぼ全面安の状況となり、大手量販店においても売上高は前年同期比で80%台に落ち込んだ。なお、果実については、みかんの入荷量が130%を超えて推移したことから、単価下落につながった。
水産物 仕入価格をはじめとした物価高騰の影響により、売上高は前年度を上回っているものの、販売価格への転嫁が難しい局面も多く、厳しい経営環境は継続している。水産販売取引は対前年対比で鮮魚104.1%、冷凍99.1%で塩干を含めると全取引金額で99.0%となる。

小売業
石油 EVや再生可能エネルギーへの転換が進む一方、近年は液体燃料の重要性が見直される動きもあり、燃料需要や自動車の電動化の方向性を見通すことは難しい状況にある。このため、顧客ニーズを的確に捉えるとともに、関連情報の収集が課題となっている。
家電 石油製品等の価格高騰の影響により、ファンヒーターの売れ行きは低調となっている。一方、エアコンを取り扱う組合員においては、2月からエアコン部材の値上げが予定されていることから、値上げ前に購入し、在庫を確保する動きが見られた。
配置薬 製造メーカーの廃業に伴い代替製品は概ね確保できているものの、切り替え後すぐに販売が進むわけではなく、取引先に慣れてもらうまでが課題となっている。医薬品であるため体質面への配慮が必要なため、サンプル提供にも慎重な対応が取られている。なお、業者の廃業は依然として続いており、年齢面や売上面で厳しい状況に置かれている事業者も多いとみられる。
スポーツ用品 部活動の地域移行は計画停滞により先行き不透明で、関連事業者への影響も大きい。年度末需要はあるものの、少子化による需要減は避けられない。学校施設整備において、避難所機能を踏まえた体育館の安全対策や備品調達の運用改善を含め、実効性のある予算執行が課題となっている。
プロパン 冬季需要が本格化し、暖房用途や業務用を中心に需要が増加していることに加え、在庫を取り崩している現状を背景に、LPガス価格はやや上昇している。
商店街 奈良市 新年の三が日は平年並みで推移したが、月間では来客数が前年同期比で約10%増加した。インバウンドは顕著な増加は見られず、国内来訪者が中心であった。
橿原市 1月後半は気温低下の影響により人の流れがやや減少している。週末夜間には新年会等のグループ利用が見られるが、忘年会シーズンほどではない。
サービス業 写真 成人式月間は新成人で賑わったものの、少子化の影響から売上は前年並みの確保が難しい状況となった。
旅館・ホテル 売上は回復傾向にあるものの、食材・光熱費・消耗品などの仕入単価上昇により利益率低下の懸念が強まっている。今後は価格改定(値上げ)を検討せざるを得ない状況である。一方、人手不足や後継者不在などが深刻化し、小規模事業者を中心に閉業・転業が増加している。
広告業 1月は正月休みが長く、本格的な稼働開始までに時間を要したが、衆議院解散により慌ただしい状況となった。
建設業 鉄構 鉄骨価格高騰の影響で設計・見積もり変更が増加し、物件構成は倉庫・工場が増加する一方でビル・マンションが減少している。統合型リゾート関連の動きもあり、職人単価は上昇傾向にある。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便は、受注件数は前年を下回るものの、長距離配送が約2倍に増加したことから、全体では前年比120%強となる見込みである。引越し便は、単身者の引越しが減少し、受注件数が前年比40%程度に低下する見込みである。
貨物運送 年始の需要増加や季節的な荷動きにより全体としては若干の改善が見られるが、配送物によっては売上高は横ばいから減少傾向にある。燃料価格は国際情勢の影響、供給制約や地域差の影響を受けて変動しており、一部地域で下落が見られるものの、運送業界全体の利益改善には至っていない。
その他非製造業 質屋 金相場は、金融市場の不透明感や地政学リスクへの懸念から安全資産として買われる展開となり、再び続伸した。円安も追い風となり、史上最高値を更新した。一方、ブランドバッグや高級時計は踊り場的な相場となっている。

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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