- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2019年10月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 新年度の素麺製造は、昨年並みの数量で製造開始したが、雇用確保が難しい組合員が多い。原材の小麦粉は若干の値下げになったが、仕入れ販売価格には影響がない。
繊維・ 同製品 繊維連合会 秋冬商品の荷動きが悪い。10月は靴下企業の受注状況がかつてなく低調であった。
木材・木製品 集成材 消費税が上がったせいか、景気は悪い様子。
化学ゴム プラスチック 景況感としては、徐々に悪化傾向がみられるが、消費税増税の影響は少ない。
窯業・土石製品 生コン 出荷量は前年同月比▽19.4%増。
一般機器 機械 売上高や受注は先月同様やや停滞している。依然として人手不足や原材料の高騰が課題である。
その他の製造業 毛皮革 「ファッションワールド東京2019国際生地素材展」に出展し、販路開拓並びに情報収集に取り組む。また、これまでに取扱いのない業種との連携を求め、多くの商談を行った。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2019年10月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 10月度は、台風の影響にて、特に関東方面からの野菜類の入荷量が減少したため、売上額は昨年同月比野菜・青果とも95%程度となった。粗利益額は野菜の不良品も多く、野菜・果実とも昨年同月比90%程度に落ち込んだ。
水産物 旬のサンマ、秋鮭、スルメイカ等の不漁と度重なる台風の影響により、取引が伸びず売上高が対前年同月比87.04%と厳しい状況になった。
資源回収 鉄スクラップの入荷は少なく、価格も値下がっている。古紙の入荷はまずまずであるが、国内製紙会社は古紙が余っている。価格は値下がっている。
小売業 石油 サウジアラビアの石油施設攻撃による供給不安と中東情勢の緊張を要因とした原油の高値基調は落ち着きを見せた。
家電 10月になっても暖かく、例年に比べ暖房製品の売上は伸びなかった。
配置薬 今回の豪雨で、配置先の在庫棚卸し額の全額損失と既存得意先もほぼ無くなった業者がある。毎年何処かで災害が重なり業界全体では、被害規模が大きくて、救済の手立てもない状況。
スポーツ用品 消費税の引き上げなどの落ち込みは少ない。暖かい日が続き商品の動きが純くなっている。

プロパン

組合員の高齢化が続き、60才以上の組合員が半数を超える状態。
商店街 奈良市 第3回の「もちいど夜市、小西夜市」を開催するが、台風の影響があった。アーケードのない場所での実施時の問題点や改善すべき課題が明確になった。
橿原市 気候も漸く秋らしくなり、人の動きも賑わいを取り戻しかけた様子、商店街関係も活気を帯びつつある。
県下全域 「消費税対策」のキャッシュレス5%還元のポスターが、じわじわと街中で増えてきた。正倉院展が始まり、奈良の町に再び日本人の客が戻ってきた。
サービス業 写真 消費税増税で全体的に購買力の低下がみられた。
旅館・ホテル 関東、東北地区が台風、豪雨による災害に見舞わられ、運輸機関の計画運休の影響もあり宿泊客は減少した。特に12日からの3連休は計画運休によりキャンセルが多発した
広告 消費税増税の駆け込み受注も見られなかったが、その分受注の落ち込みもなかった。
建設業 建築 消費税10%課税を目前として、修繕工事等の少額・短期工事を受注するが、人手不足や業者の確保の関係で工期が10月にずれ込む。
鉄構 ハイテンションボルトの納期問題により、計画変更も若干でてきている。ホテル等の屋上看板で、LED大型サインが多くなってきた。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便の受注件数は前年比106%と伸張するも長距離配送が半減し売上予測としては前年度より2割程度の減少。建築関連・製造業関連は比較的好調に動いている。
引越し便の受注件数売上予測ともに前年比130%強の予測。単身者の引越しよりも、家具・家電数点のみの移動が中心。
貨物運送 運輸業界は好景気の実感はなく、運転手不足で人材確保に苦慮している。労働条件改善には運転手の確保が必要であり、環境改善に支障をきたしている。更に、燃料は上昇傾向にあり、経営環境は厳しい。

 

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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