- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2026年4月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他の製造業 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 ギフト商品の値上げを実施したものの、資材価格の高騰が続いており、利益は依然として圧迫されている。また、中東情勢の影響により、一部包装資材の調達に支障が生じており、今後も原材料価格の上昇などによる影響の拡大が懸念される。
繊維・ 同製品 繊維連合会 県内の繊維メーカーの業況は、総じて横ばいで推移している。受注は一部で回復の動きが見られるものの、小ロット・短納期の傾向が続き、安定的な確保には至っていない。原材料費やエネルギーコストの高止まり、価格転嫁の遅れが収益を圧迫している。一方で、高付加価値化や販路拡大の動きも見られ、先行きには回復への期待がある。
木材・木製品 木材 中東情勢の影響による原油輸入停滞を背景に、資材供給の制約から原木の買い控えが進み、4月は単価及び出材量ともに減少している。
化学ゴム プラスチック 中東情勢の長期化により、原油・ナフサなど石油化学原料の調達環境は不安定な状況が続いている。これに伴い、プラスチック原材料の価格高騰や供給制限の影響が続き、組合員各社では原材料確保や納期対応に苦慮する中、価格転嫁も十分に進んでいない。
窯業・土石製品 生コン 4月の出荷量は、前年同月と比較して20%減少している。
一般機器 機械 取引企業の業種間で差はあるものの、受注は全体的にやや増加している。一方、原材料費やエネルギー費の高騰は続き、国際情勢の影響で原材料価格はさらに上昇し、一部で入荷難も生じている。加えて、人手不足も引き続き深刻である。
その他の製造業 「紳士ファッション大市」にKOTOKAを出展し、多くの来場者の関心を集め、販売にもつながった。
毛皮革 毛皮加工は、シーズンオフを活用してオリジナル製品の製造に注力している。試作依頼はあるものの受注数量は減少傾向にある。また、鹿皮は国内産原皮の入荷が安定し、鞣し加工は順調に稼働している。特にセーム革の受注が増加しており、生産が追いつかない状況となっている。

県内の景況情報(非製造業)

【2026年4月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 4月は、気温の上昇と天候の安定により生育が順調に進み、全体的に入荷量は増加した。単価については、高値品目と安値品目の二極化が見られた。葉物類を中心に相場は軟調で推移した一方、根菜類は高値基調が続いた。
水産物 中東情勢の緊迫化による原油価格高騰などで厳しい状況が続く一方、春の行楽シーズンや入学式、歓送迎会などの影響により、販売額は前月を上回った。水産販売取引は対前年対比で鮮魚92.6%、冷凍99.9%で塩干を含めると全取引金額で94.0%となる。

小売業
石油 中東情勢の緊迫化から2か月が経過し、欠品への懸念が広がる中、消費者心理にも先行きの長期化を意識した動きが見られる。政府は原油備蓄を追加放出し、節約志向による需要減と価格抑制策の不透明感が懸念される。
家電 中東情勢の影響により、工事材料の品薄や欠品が増加し、工事が予定どおり進まない状況が続いている。加えて、仕入先からの納期も未定となっており、先行きが見通せない状況である。
自転車 少子化で通学用新車販売は減少する一方、物価高騰を背景に低価格志向が強まり、既存車両の修理需要は増加している。また、組合員の高齢化も課題であり、今後は価格競争に頼らず、安全で長く乗れる自転車の提案を通じて信頼関係の強化が求められる。
スポーツ用品 新入生用品では、一部メーカーによる追加生産打ち切りや供給不足の影響で、代替品対応や納品遅延が発生している。少子化や学校再編に加え、メーカー・問屋のネット直販拡大により、小売店を取り巻く環境は一層厳しくなっている。
プロパン 4月のLPガス価格は、ホルムズ海峡封鎖により中東からの出荷が停止した影響で急騰した。一方、日本のLPガスは中東依存度が相対的に低く、供給面への大きな支障は生じていない。
商店街 奈良市 4月に入り、引き続きインバウンド需要は好調に推移している。4月前半のお花見シーズンには、日本人観光客も加わり、人流は引き続き多い状況であった。
橿原市 商店街全体においては、歓送迎会の開催に伴い、人流の増加が見られる。一方、医療関係の会員企業においては、気温の変動が大きい影響もあり、アレルギー性疾患の患者数が増加している。
サービス業 車整備 中東情勢の影響により、現在エンジンオイルなどの油脂類の入手が困難な状況tとなっている。この状況が長期化した場合、販売可能な商品の確保が難しくなり、売上が大幅に減少することが懸念される。
写真 4月は入学・入園の時期でしたが、新入生の減少が一段と感じられた。また、中東情勢の緊迫化により、ガソリンをはじめ諸物価が高騰し、その影響は業界にも及んでいるように感じられた。
旅館・ホテル 各種コストの高騰が続く中、特に中東情勢の影響による原油価格上昇や航空運賃の高騰により、旅行需要は弱含みで推移している。また、中国人宿泊客をはじめ外国人利用率も低下傾向にあり、インバウンド需要の回復は鈍い状況にある。一方で、大河ドラマ効果や「監獄ミュージアム」開業など話題性もあり、奈良地域への誘客効果が期待される。
広告業 ホルムズ海峡の封鎖の影響により、ナフサの供給が不足している。このため、原材料価格の高騰及び供給量の減少が生じ、事業活動に支障をきたしている。
建設業 鉄構 業界全体として、春以降も仕事量の少ない状況が続いている。また、工事見積価格の値崩れにも歯止めがかからず、限られた物件に複数社が集中することで、安値受注が広がっている。加えて、現在は塗料やシンナーの入手難が深刻な問題となっている。
室内装飾 例年は4月に組合として唯一の大口発注がありますが、本年は3月に前倒しで発注があったため、今月の売上は低迷している。
管工事 中東情勢の長期化による「ナフサ不足」を背景に資材価格が上昇し、特に塩化ビニル管の入手が困難となっている。塩ビ管は水道・給湯・排水設備に広く使用されており、新規工事や緊急対応に支障が生じているほか、入荷時期未定の状況から入札対応にも影響が出ている。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便は、受注件数が前年より10%強減少した一方で、長距離配送は前年の2.7倍に増加しており、売上は前年比120%強となる見込みである。なお、食材配送は引き続き好調に推移している。引越し便は、単身者の引越し需要がやや増加しており、売上は前年比200%弱となる見込みである。
貨物運送 4月の運送業界においては、軽油価格の高止まりが続き、収益を圧迫している。補助金により価格は一定程度抑えられているものの、その継続性については懸念している。

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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