- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2019年11月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 奈良県HACCP(国際的に認められた食品衛生管理手法)自主衛生管理認証制度、通称「ならハサップ」取得に向けて研修の受講及びHACCPプラン作成に取り組んでいる。11月下旬になりようやく製造に適した気候になってきた。
繊維・ 同製品 繊維連合会 消費税増税、暖冬の影響か商談が進まない。
印刷 印刷 人材確保に苦労している。
化学ゴム プラスチック 働き方改革に即応した労働時間を確保するためには、人員の不足が目立ってきている。今後、適切な対策が必要となる。
窯業・土石製品 生コン 出荷量は前年同月比99.2%。
一般機器 機械 米中貿易摩擦による中国の設備投資減少により、受注が減少している。働き方改革による労働時間の短縮や最低賃金の引き上げが経営をますます圧迫する。
その他の製造業 本年度、取り組んでいるSNSを使った革靴産地のブランド戦略のプロジェクト事業が、メディアに取り上げられ紹介された。商品に対する問い合わせが増えてきている。
毛皮革 毛皮革フェアが開催され、組合員が多数出展したが、売上単価の低価格化傾向が一段と強まっている。なめし加工はほぼ仕事がない状態。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2019年11月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 11月度は、野菜・国内果実ともに入荷量はほぼ順調、売上額も昨年同月比並に推移した。果実の主要品目である柿・リンゴ類が例年より少なかった。粗利益額は野菜が昨年同月比並、果実は90%程度であり、例年とあまり変わらない状況。
水産物 11月の後半から鍋関係の具材の取引が伸び出したが、今月は全般に高値の商品が避けられ、対前年同月比で微減となった。
資源回収 鉄スクラップの入荷は少なく、価格は11月中頃に少し値上がったが、11月末では変化がない。古紙の入荷は集団回収などで一定の入荷、価格は値下がってきている。
小売業 石油 地元石油販売業者が需要減で疲弊する中、地場SSを廃業に追い込むような悪質な廉売行為を繰り返す業者が見受けられる。
家電 例年に比べ、暖房関係の売行きが悪かった。
配置薬 今年の豪雨以降、現地法人販社の廃業が数件あり、損失金の大きさを痛感している。出張型の本県では、これから全容が判ってくるが、明るい見通しは無いのが実情です。
スポーツ用品 様々なスポーツの世界大会が行われている影響もあり、今まで人気の野球、サッカーのお店では、特に売り上げが伸びていない。

プロパン

LPガスの仕入価格は、需要期をむかえたため、少し上昇してきている。都市ガス自由化にもかかわらず、地場の都市ガス会社は自由化されていない。
商店街 奈良市 会員20店舗が参加し、新たなイベント「正倉院フェア」を開催。参加店舗だけのスタンプラリーやトークショーを実施。
橿原市 商店街の現況は、近鉄八木駅前のイルミネーションが点灯され、年末年始の盛況を期待する。
県下全域 11月の前半は観光客で賑わったが、後半は、冷たい風が毎日吹くようになり、一部を除いてはひっそりとなった。観光スポットでは、人の賑わいがあるが、少し外れると低調なままに終わっている。
サービス業 写真 七五三詣りの月間であったが少子化を一段と実感。良いスタジオで前年並みであった。
旅館・ホテル 年間のトップシーズンの為、客室の稼働率は良いが、和式旅館では1泊朝食が多くなり売上額が伸びない。例年、この時期は、キャンセルが発生しても予約がすぐに入ったが、近隣府県を含むホテル増加により客室が埋まらないため料金の大幅値下げをしている。
広告 受注の低迷が続いている。年末から新年に向けて不安が募る。
建設業 建築 11月は特に大きな変化なし。依然として現場は、人手不足の状態が続いており、受注機会を逃している。また、人手不足による賃金及び材料の高騰も影響し、厳しい状況に追い込まれている。
鉄構 来年に向けて、見積もりが少なくなってきている。ボルト問題に関しては、若干、落ち着いてきている。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便は、建築関連・製造業関連は比較的好調に動いているものの、長距離配送が前年比30%と大幅に減少。受注件数・売上とも、前年比80%弱と厳しい状況が続いている。引越し便は、受注件数は前年比並であったが、単価が1割程度下がり売上は前年比90%の予測。単身者の引越しよりも、家具・家電のみの移動が中心。
貨物運送 物流の動きも良くないが、働き方改革の時短の要請もあり、高速道路の利用制限をドライバーに掛けにくく高速料金、人件費が伸び、収益状況の悪化に繋がっている。

 

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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