- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2019年9月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 新年度の素麺製造は、ほぼ昨年並みの数量を計画しているが、9月は気温の高い日が多く製造は苦戦している。また、テレビ放送で取り上げられた特定の商標商品のネット等による注文が急増した。
繊維・ 同製品 繊維連合会 秋冬商品の荷動きが悪い。消費増税の影響というより、流通在庫が滞貨・停滞しており商談が前に進まない。
木材・木製品 集成材 地元の道の駅で集成材PRイベントを実施。参加者は木への興味を示された。
印刷 印刷 従業員のモチベーションが下がるくらい仕事が減る。ボーナスも出せない事業所がある。
化学ゴム プラスチック 消費税の関係もあり、商品の流通が低調に感じる。当面、注視していく必要がある。
窯業・土石製品 生コン 出荷量は前年同月比11%増。
一般機器 機械 米中貿易摩擦の影響により、中国での設備投資が減少し、業況の良くない企業がみられる。加えて、原材料や人件費の高騰により経営は厳しくなっている。
その他の製造業

奈良県が紳士靴の産地でもあることから、認知度を高めるためのプロジェクトに取り組んでいる。
毛皮革 アパレル業界(ヨーロッパの有名ブランド)が毛皮を使わないと表明した。そのため、新たな販路の開拓が必要になる。10月初旬に東京で開催される展示会に出展し、販路の拡大に取り組む。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2019年9月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 9月度は、台風等の影響により商品の入荷は昨年よりやや少なく、そのため仕入価格が昨年同月比より10%程度高値で推移した。売上額は野菜・果実ともほぼ昨年並であったが、風雨等により不良品も多く発生したため、利益額は昨年同月比85%程度に落ち込んだ。
水産物 海水温の上昇と相次ぐ台風により入荷量が減少した。このため、仕入れ価格、販売価格共に上昇し、その結果、取引が伸びず売上高が対前年同月比89.06%となった。
資源回収 鉄スクラップの入荷は少なく、価格は値下がっている。古紙は中国の輸出は少なく、国内は古紙が余っている。入荷は少なく価格は値下がっている。
小売業 石油 9月期後半は、サウジアラビア石油施設攻撃後の原油価格の上昇が続き、元売仕切価格も大幅に引き上げられた。それによりフルSS、セルフSS(一部業者を除いて)では大勢が値を上げた。10月以降は消費増税分の価格転嫁が必須。
家電 残暑の影響でエアコンは8月に続き、また、例年に比べ出荷量が多かった。消費増税の影響は少なかった。
配置薬 健康意識が高まる中で、ここ数年通販の効能群を上手く活用して波に乗った業者は業績を維持増進している。今回の関東地区の豪雨は、雨水が住宅に入り、配置先へ預けている商品は廃棄処分となる中で、家屋を被災し修復の目処が立たず、途方に暮れる得意先で集金することはできないのが実情。
スポーツ用品 消費税増税、軽減税率、それにキャッシュレスにより組合員は、準備で右往左往している。お客さんもどうしたらいいのか迷っている。

プロパン

中東情勢が一時悪化したものの、問題が限定的なものだったため、LP ガスの供給不安はなくなった。
商店街 奈良市 昨年に初めて開催した「夜市」の規模を拡大し、10月に「もいちど夜市、小西夜市」を開催する。準備の大詰で忙しく活気がみられる。
橿原市 残暑も厳しく、観光目的やインバウンドの目立った動きはなかった。
県下全域 日韓関係の悪化で、韓国人のインバウンドは減っていると言われているが、奈良の町にはあまり実感はない。日本人の客が減っている。
サービス業 写真 学校では2学期も始まり、人の動きが感じられたが、売上は前年より下降傾向。
旅館・ホテル 間際予約が弱く、特に近隣府県民の宿泊が減少傾向。インバウンドは、各地域でのホテル増加により厳しい価格競争が続いている。特に、競争の激しい地域では今までにない低額なグループレートを出してきている。
広告 受注が少しずつ回復しているが、10月も続くか不明である。
建設業 鉄構 高出力ボルトの入荷目途が経たず、新規物件の対応が難しい。ボルト不足に伴い、構造が鉄骨造から木造へ変更になる物件もある。年内から来年冬頃まで決まった仕事は有るが、その先の見積もり・物件が少ない。
板金 人手不足も加わり、受注過多で多忙な日々が続いている。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便の受注件数は前年比108.7%と増加するも、中長距離配送が前年比43.7%と大幅に減少し、売上は前年比80.2%と減少。建築関連。製造業関連は比較的好調に動いているが、1件単価が前年比73.8%という厳しい状況が続いている。
引越し便の受注件数は前年比111.9%、1件単価も前年比112.5%と伸張し、売上は前年比185.7%の実績。単身者の長距離の引越しが数件あった。
貨物運送 消費増税前の駆け込み需要も少ないため荷動きが悪く、燃料価格が高値を推移しており、その動向が収益に直結することから燃料価格の動向及び消費増税後の経済情勢に懸念している。

 

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

download

タイトル

バックナンバー

売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
前年
同月比