- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2019年4月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 大型連休前に気温の高い日が多く単品商品が早く動き出した。お中元ギフト商品も昨年以上の販売に期待したい。
菓子 4月19日に林神社で「まんじゅう祭」を挙行し、「紅白まんじゅう」を作り、参拝者500組(1,000個)に配った。
繊維・ 同製品 繊維連合会 労働力不足を補おうとする企業の手段が2極化している。ある企業は初任給20万円で求人したら予定以上の応募があり、そこから優秀な人材を採用している。他方では、労務コスト増を見込んでも外国人技能実習生に頼っている。販売先、汎用品か高規格品化の事業内容により対応が分かれている。

印刷

印刷 売上減少の為か、脱退する企業がある。用紙の値上がりと用紙不足の為、業界は厳しい状況。
化学ゴム プラスチック 連休中にも量販店から日用品を中心に納品依頼が届いている。配達車両の確保が懸念材料。
窯業・土石製品 生コン 年々同月比出荷量マイナス9.4%
一般機器 機械 受注先の業種により企業間にバラツキはある。米中貿易摩擦を注視している状況であるが大きな影響は現地点ではなさそう。人手不足は依然深刻である。
その他の製造業 毛皮革 働き方改革を推進しなくてはいけないが、現実を見ると人手不足ということもあり、非常に厳しい状況にある。作業の効率化や人材確保に向けて取り組む必要がある。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2019年4月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 4月度は、野菜・果実ともに順調に入荷したので、売上額はそれぞれ昨年同月比110%程度となり良好であった。商品価格が下落したにもかかわらず、利益額は昨年同月比90%程度で収まった。要因としては、雨の影響により不良品が多く生じ返品量の増加。
水産物 カツオ、天然鯛等が順調に入荷され、又先月までの不漁であったホタルイカの入荷も増えてきた。これら旬の魚を中心に取引が伸び、売上高が微増となった。
資源回収 鉄スクラップはゴールデンウイーク前で入荷が増加するため値下がっている。古紙の入荷は変化なしで価格も変動なし。
小売業 石油 出光興産と昭和シェル石油の経営統合により、先に誕生したJXTGエネルギーとともに元売2強時代に入った。需要バランスの適正化が加速していくことが期待されるが、今後もこうした動向が続くかは不透明。県内市場では県外業者の価格攻勢が続いているのが実態で、地場組合員にとっては、新年度になって厳しい状況は続く。
家電 メーカー・販売店によっては、春の展示会などで販売促進、売上アップした店舗がある。
スポーツ用品 連休明けに体育祭やクラブの予選があるため、昨年より商品の動きが早く動いている。しかし、数量は子供のクラブ離れもあって少なくなっている。
プロパン イラン産原油の禁輸制裁をめぐり、LPガスの価格は上がっていくと思われるが、需要期ではないので、上り幅は限定的。
商店街 奈良市 今年も天気に恵まれて、観光客(特に外国人)も多く賑わっていた。4/19,20は第二回「もちいど夜市」を開催し、今回は小西通りも参加し、目標を上回る盛況ぶりだった。
橿原市 送別会等で飲食関係は賑わいがあり、若干の増はあったが、結果としては不変の状況。
県下全域 令和の新年号発表と共に始まった4月だったが、あまり春らしさも感じられない景況であった。
サービス業 写真 入学、入園月間でしたが、売上減となった。少子化を実感する。
旅館・ホテル 桜の時期が昨年より長く、上旬は前年より上回る。連休前の第2週、3週の週末は宿泊が減少、後半から始まる連休は前年を上回る。組合員宿泊施設はホテル(近隣府を含む増加した)との価格競争が続き収益状況はよくない。
広告業 4月中は選挙期間であったが、毎回受注が少なくなり、低調であった。5月の大型連休を控えることもあって少し心配要素である。
建設業 建築 県内の大手・中堅住宅企業の売上高・収益状況とも伸びている。また、中小リフォーム専門会社も受注量は増加している。仕事はあるが、人手不足の影響で職人・業者の確保が深刻化。また、技術者・技能者の高齢化・後継者不足による廃業が目立つ。若手の入職が全くなく、後継者育成についの対応や対策も一向に不透明。
鉄構 ボルト不足が解消されていない。ハイテンションボルトは入手困難となっている。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便は、受注件数は前年比140%と増加するも、長距離配送が前年比80%と減少。売上予測は前年比110%程度の予測。引越便は、受注件数、単価とも前年より20%程度のマイナス。売上予測も前年比60%弱と大幅に減少。4月としては過去最低の実績となった。
貨物運送 4月は食品の値上げや燃料高騰など厳しい経営環境に変化はなく、4月末から5月の長期連休による減収が予想され資金繰りに苦慮している。

 

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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