- 県内業界景況動向 -

県内の景況情報(製造業)

【2021年3月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年
同月比
繊維・同製品 前年
同月比
木材・木製品 前年
同月比
出版・印刷 前年
同月比
化学ゴム 前年
同月比
窯業・土石製品 前年
同月比
鉄鋼・金属 前年
同月比
一般機器 前年
同月比
その他 前年
同月比

製造業の景況感説明

食料品 素麺 昨年の3月頃は新型コロナウイルスの影響で備蓄需要が増加していたが、本年は昨年のような感じはない。お中元も自粛ムードで、大幅な売上の減が懸念される。
繊維・ 同製品 繊維連合会 緊急事態宣言の延長により、都心部を中心とした小売店舗の来客数は依然として低いままであり、先行きも不透明である。
木材・木製品 製材 昨年末より外材価格が高騰し始め、今年に入っても状態は変わらず、国産材の需要が多くなりつつある。原木不足などの影響で価格は上昇しているが生産が間に合わず、当分この状況は続く。
印刷 印刷 コロナ禍で仕事も減り、また、高齢化も進み後継者がいないため脱退したいと考えてる組合員もある。
化学ゴム プラスチック 材料価格の上昇が懸念。景況感としては、見通しは明るい。
窯業・土石製品 生コン 出荷量は前年同月比38.4%増となっている。
一般機器 機械 機械部品・製缶板金の材料高騰等の影響により収益悪化傾向となり、国内向けの取引も減少している。自動車部品関連も半導体不足で減産により厳しい状況であるが、海外向けの受注は一部では増加している。
その他の製造業 昨年の3月と同様で、コロナの影響により非常に厳しい状態が続いている。
毛皮革 毛皮加工はアパレル関連の仕事を受注しているが、安定した売り上げの確保につながっていない。鹿皮については、中国からの原皮の輸入は見込めず、国内の鹿皮についても積極的に活用していく必要がある。

県内の景況情報(非製造業)

【2021年3月】

増加・上昇・好転不変減少・悪化・低下
売上高在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年
同月比
小売業 前年
同月比
商店街 前年
同月比
サービス業 前年
同月比
建設業 前年
同月比
運輸業 前年
同月比

非製造業の景況感説明

卸売業 青果 3月度は野菜類・果実類とも売上額は概ね昨年同月比であり、一方、粗利益額も概ね昨年同月並であった。
水産物 近府県における新型コロナウィルスの感染症拡大防止対策の緊急事態宣言の影響が継続していたものの、徐々に売上高の回復の兆しが見えてきたが、まだまだ厳しい状況であった。感染者が増加傾向にあるため不安要素が残る。
資源回収 鉄スクラップの入荷は少ない。価格は3月上旬より下がって横ばいである。古紙は新聞雑誌の入荷は少なく価格は横ばいである。
小売業 石油 3月期後半は、欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて原油価格は下落した。元売仕切価格は引き下げられたが、小売価格は高い水準で推移している。
家電 今年は例年に比べ早くエアコンが売れ始め、新型コロナ対策として掃除機能付きの注文も多くある。エアコンの設置工事に使う電線や配管などの価格が上がり続けている。

配置薬

コロナウイルス感染症による訪問等の注意により、一部を除いて得意先への訪問は順調、売上は以前の売れ筋から大きく変わる傾向にある。消費者の予防意識の変化に対応し、即応できる知識と商品確保に努めている。
スポーツ用品 来客数が少ないですが、客単価が上昇している。
プロパン コロナウイルスが収束し、景気好転を見据えた原油需要の増加、その期待でLPガスの仕入価格は数か月連続で上がり続け、中小LPガス販売店は苦しい状況。
商店街 奈良市 3月に入り気温が上昇するとともに人出は増え、週末は県外からの行楽客、旅行客と思われる人が見受けられた。後半の桜の見ごろは平日での人出の増加がみられ、週末はかなりの人出となっていた。
橿原市 新型コロナ患者が増加してきていることを受け、飲食は持ち直しかけていたように見えたが低迷している。
県下全域 待望の「春」にまちなかの人の通りは増えたが、県外のコロナ感染状況が県内にも及んできている。奈良市内の「まちなかバル」は、なんとか3月26-27日に開催されたが、当初予定から数件の不参加(一部は閉店)の店舗があった。
サービス業 写真 卒業式月間でしたが、学校行事の中止、縮小の1年間で、アルバムの作成が困難であった。
旅館・ホテル 稼働率については昨年同月比20%~30%、宿泊客については休前日に集中し、平日は閑散としている。コロナ禍で歓送迎会がなく、売り上げの減少が続いている。
広告 新年度への展望が見えない。
建設業 鉄構 現在、仕事量は確保出来ているが、夏以降の動向が心配。工事が決まっている物件でも、延びてゆっくりとなっている。鋼材(材料)高騰に注意が必要。
運輸業 軽貨物運送 チャーター便は製造関連・建設業関連が先月に比べてやや低調、印刷関連は悪い状況が続いている。引越し便は単身者の引越しが減少、家具・家電のみの移動が中心になっている。
貨物運送 2月に比べ、物流の動きは悪く、更に1月から燃料の高騰が続いており、経営を圧迫している。

景況感の動向等

県内業界景況動向

奈良県中央会では、毎月情報収集を行っています。

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