中小企業団体中央会について

IT活用研究会

第7回IT活用研究会 詳細レポート

●お客の生の声を聞けるWEBづくり
アーキネットでは、「アーキネット通信」を掲載していますが、初めは紙ベースで発行し、現在2代目として WEB掲載をしている。紙ベースで発行するのとインターネットを使って発行するのでは、何か変化があるのだろうか。

「見てもらう数が多くなったとおもいます。介護関係を回り、ケアマネージャー向けの営業をしていたのですが、 Web上に載せることで、今まで特定の人にしか見てもらっていなかった「アーキネット通信」を、多くの人に見てもらえるようになりました。」

と向井氏は語る。インターネットの特性として、不特定多数の方に訴求する効果がある。 WEB上で情報を発信する事で大きな効果を出せる良い事例だろう。 WEB上で発行するとなると一定の更新頻度を保つ必要がある。大変な労力が必要で、メールマガジンを発行しても、3回ぐらいで止めるところもある。アーキネットでは誰が担当しているのか尋ねた。

「私と企画の者で考えて作成しています。間隔が遅れないように注意して更新しています。最初は少しかアクセスしされなかったのですが、リニューアル後は1400件もアクセスしていただけるようになりました。たくさんの方々に見ていただいていることが、頑張ろうという気持ちになっています。」

と向井氏は語られた。多くの人々に見てもらうことががんばりにつながる。運営側にとって数字で示されることが重要であることが分かる。福祉関連について実績紹介欄に出ていないことについては、取り組み初めて、まだ1年半ほどで、相談はあるが施工には至っていないとのこと。相談に応対することが、今後のノウハウに繋がっていくと言う。  相談件数の増加は、アーキネットの WEBサイトの情報が正確で、随時更新されているためと思われる。向井氏は次のように語られた。

「私たちも福祉介護について他のサイトを見て勉強しようとしたが、どこも発展途上の段階で、掲載されている情報は少なかった。そこで県など行政庁に足を運び、情報収集している。利益に直接つながりませんが、知識の向上のためと頑張っています。」

と語られた。この姿勢が、問い合わせる方々が低いハードルで入ってもらえ、生の声を聞くことにより、どのような事をお客様が知りたがっているか知ることができる。


●ネットを通じた求人活動
最近の動向として、求人にはインターネットの活用は不可欠になっています。オリエンタルシューズでは、求人はどうされているのか尋ねた。

「我が社では、自社の WEBサイトには掲載せず、無料の求人サイトに載せて行っています。昨年、求人情報をWEBサイト上に掲載したのですが、全国から応募がありました。北海道等からも応募もあったのですが、本当にわざわざ奈良まで面接に来て、就職していただけるのか疑問がありまして、今は自社サイトには掲載していせん。ネットで求人を行うことは、全国の人材を募集するなら良いが、我が社のように地域の方を採用するなら、ハローワークで行う方が良いかもしれません。」

と応えられた。
一方アーキネットでは、自社サイトに掲載している。向井氏は、

「実は採用情報は、トップページと会社案内の次にアクセス数が高いです。最近も三重の方が奈良に戻って仕事をしたいとの問い合わせがありました。ハローワークを通じた求人だと、どうしても地域が限定されます。全国の奈良で仕事をしたいと言う方がいれば採用したいと思っています。」

と語られた。JR東京駅に京都・奈良コーナーがありますが、人気がある。Uターンだけでなく、奈良ヶのIターンの希望も多いのではないだろうか。アーキネットでは、採用にあたって、まずメールで応対されているという。

「メールでは気軽に、親近感を持って聞けるし、応えやすいと思います。採用率も高くなると思います。」

と語られた。どのような人材を集めるか、それぞれの会社にあった求人に対する WEB対応があることが分かる。


●今後のWEB戦略
オリエンタルシューズでは、今後のWEB戦略について、リクルーターを重要な購買層と考え、そういう方々にオリエンタルシューズを知ってもらう事を考え、販売ツールの一つととらえているという。既存・新規取引先に対し、どう対応していくか今後考えていきたいという。当然、WEBサイトで靴の宣伝をするだけでは靴を買ってもらえないので、通信販売の研究を行い、BtoCにも力を入れ、何かしらメリットを感じてもらえるWEBサイトにしたいと考えているという。

アーキネットでは、本業を頑張っていることを WEBを通じて伝え、様々な相談に応じながら福祉関連の情報収集し、実績につなげているという。

以上