2024-03-21 : 事業協同組合かわかみワークの先進事例紹介

 事業協同組合かわかみワークは、超高齢化・過疎化が進む川上村において、「特定地域づくり事業推進法」の施行をきっかけとして人材不足・村内求人の可視化と求職者への職業紹介等の課題解決への糸口として事業協同組合の設立に至りました。
 主な活動として、働き手を求めている組合員(事業者)に組合で正規雇用した職員(移住求職者)を派遣し、組合雇用から事業者直接雇用に切り替えて当地に定着してもらう取組を行っています。
 現在、自治体各課と連携したことで組合員15社の加入、派遣職員9名の入職を達成されました。派遣後は月1回程度、職員・組合員の双方と面談し、待遇や精神面でのアフターフォローも行っており、9名の派遣職員中、5名が事業者の直接雇用に結びつきました。
 現在では、複数の組合員で派遣職員をシェアし、同一の職員が担当することで相互の情報を共有し、スムーズな取引を目指す新しい取引形態を始めており、新規雇用創出の芽が出つつあるとのことです。
 




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事業協同組合かわかみワークの先進事例紹介