- 組合等課題対応新事業展開支援事業 -

組合等課題対応新事業展開支援事業 活用事例

組合等課題対応新事業展開支援事業とは

【事業目的】
 組合等が今後複数年にわたり相次いで直面する諸課題等に対応するため、持続的な組合運営に向けた事業計画に基づく、「中長期的な課題解決」につながる取組について、それに要する経費の一部を支援します。
【要件等】
対象:奈良県中央会会員組合
   ①事業及び組織運営が適切に行われていること
   ②本事業と同様の内容の支援について、県・国等からの助成を受けていないこと
   ③中央会より「課題解決に向けた取組」に関係する伴走支援を受けた実績があること
補助金額・補助率
(1)補助金額・補助率
 1件当たりの補助金額は400千円を上限(下限額は100千円)とし、補助対象経費
 総額の2/3を補助
(2)補助対象経費 
 謝金、旅費、会場借料、資料費、印刷費、借損料、消耗品費、通信運搬費
 車輛借上料、データベースプログラム費、委託費


令和7年度実施結果

今年度は公募の中から「奈良県ニット協同組合」「橿原市上下水道協同組合」「協同組合ウェル国際技能協力センター」「奈良県自転車軽自動車商協同組合」「TEIBAN事業協同組合」の5組合が採択され、本事業に取り組むこととなりました。 

 【事業全体の成果】
 活用組合への事業アンケート結果では全ての組合において「満足した」という結果となりました。今年度においては、昨年度の実施結果を会員組合に周知したこともあり、早くからの取組実施につながったこと、昨年度「がんばる中小企業等の経営力強化・再構築支援事業」を活用して連携事業継続力強化計画を策定し、具体的な行動に移すための先進事例視察及び防災訓練の実施を複数の組合が取り組んだことで、他の組合でも連携事業継続力強化計画策定に向けた取組が促進されたことは、組合事業の横展開につながりました。
 本事業は「中長期的な課題解決」に対する支援が大きなポイントであることから、支援する側についても組合が求める成果につながるよう「徹底した伴走支援」が重要となります。本事業の実施を通じて、今後は継続的な実行支援や自走化に向けたフォローアップを意識した「出口支援」に注力し「経営力強化・再構築」による持続的な発展が実現できるよう努めます。
 奈良県中央会では引き続きこのような形で「入口支援」から「出口支援」までを一貫して支援する「総合的支援」を導入しています。事業に興味を持たれた組合は担当指導員まで連絡いただきますようお願いします。

 各組合の実施結果は以下のとおりとなります。 

活用事例【現場視察と訓練による事業継続力強化】①

【活用組合】 
 奈良県ニット協同組合

【中長期的課題】
「自組織の事業継続力向上」
 ①災害時に有効に機能する連携体制の構築
 ②災害対策に係る専門的な知識やノウハウの習得
 ③防災に関する組合員間の意識の統一

【解決策】 
 ①連携事業継続力強化計画取得済の同業種組合事例の視察
 ②防災の専門家を交えて、災害(地震)を想定した防災
  訓練の実施
  ⇒組合間連携の可能性模索、自社防衛に必要な初動対応
   の習得

結果詳細

活用事例【現場視察と訓練による事業継続力強化】②

【活用組合】 
 橿原市上下水道協同組合

【中長期的課題】
「災害対応力の向上」
①連携事業継続力強化計画の「形骸化」防止
②関係機関との連携強化
③生活インフラを守る事業者としての意識向上

【解決策】 
 関係機関と連携した防災訓練を実施し、計画の実行性
を検証・改善するとともに、被災地域で活動する組合への
ヒアリングを通じて、被災現場で発生する課題や有効な
対応策に関する情報収集を実施。

結果詳細

活用事例【展示会出展を通じた組合独自システムの認知拡大】

【活用組合】 
 協同組合ウェル国際技能協力センター

【中長期的課題】
「組合員(介護事業者)が活用可能なシステムの提供」
 ①組合独自システムの認知度不足
 ②広報活動の強化
 ③システム活用促進による組合員の増加

【解決策】 
 介護事業者向け展示会に出展し、組合の独自システムに
触れていただき、改善点などをアンケート調査にて探ること
で、今後実施するシステム改修計画に反映させるとともに、
新規組合員となる事業者を発掘する。

結果詳細

活用事例【組合の情報発信能力強化】

【活用組合】 
 奈良県自転車軽自動車商協同組合

【中長期的課題】
「組合の信頼度向上」
 ①自転車ユーザーが求める情報の提供
 ②組合員に認識いただきたい情報の提供
 ③組合の存在及び加入メリットの発信

【解決策】 
 自転車ユーザーにとって有益な情報(最新情報、防犯
登録、交通ルールなど)と、組合として発信すべき内容
(安全点検、自転車安全店の重要性、組合加盟のメリッ
トなど)を分かりやすく伝えることを目的に、組合HPを
刷新。

結果詳細

活用事例【展示会開催を通じた組合ブランドの認知拡大】

【活用組合】 
 TEIBAN事業協同組合

【中長期的課題】
「奈良TEIBANブランドの認知度向上による売上増」
 ①ライフスタイルの変化に伴う需要の減少
 ②海外産の安価な大量生産品との価格競争
 ③流行を読み取り、日々新しいものを追求していく

【解決策】 
 「TEIBAN」ブランドの認知度向上のため、個々の企業では
届きにくい都市圏の富裕層の市場に対し、奈良の「産地」と
しての存在感を確立することを目的に、都市部の百貨店特設
会場での展示会を開催。

結果詳細

令和6年度実施結果

今年度は今年度は公募の中から「A-PLUS事業協同組合」「奈良県靴下工業協同組合」「協同組合エヌエス」「ミサト履物協同組合」「奈良県高山茶筌生産協同組合」の5組合が採択され、本事業に取り組むこととなりました。 
 各組合の実施結果は以下のとおりとなります。

活用事例【販路・売上拡大】①

【活用組合】 
 A-PLUS事業協同組合

【中長期的課題】
「WOOD LUCKによる共同販売事業強化」
 ①SNS投稿コンテンツの充実
 ②視聴者の関心が高まる企画の実施、外部連携
 ③限られたマンパワーによる効果的な投稿方法の習得

【解決策】 
 専門家(IT専門家・YouTuber等)による助言をもとに
・古材を使ったDIY体験ができるユーザー参加型
 イベント開催
・組合の新規・既存ネットワークを活用した外部連携先を
 発掘
 ⇒大学等との連携や、行政・マスコミ等とのつながり

結果詳細

活用事例【販路・売上拡大】②

【活用組合】 
 奈良県靴下工業協同組合

【中長期的課題】
「「The Pair事業」の新たなステージへのステップアップ」
 ①奈良県産靴下の価値向上(収益力の向上)
 ②奈良県産靴下の認知度向上
 ③個社や個社ブランドの発信の場づくり

【解決策】 
 OEM依存からの脱却を目指し、自社ブランドや
直販にチャレンジする意欲のある組合員を集め、
奈良県産靴下の魅力及び認知度の向上を図ることを
目的とした奈良県産の“こだわり”だけを集めた
靴下販売イベントの開催

結果詳細

活用事例【販路・売上拡大】③

【活用組合】 
 協同組合エヌエス

【中長期的課題】
「ブランド拡大による環境問題対応」
 ①ORGANIC GARDENの認知度の低さ
 ②組合ブランドとしての統一感がない
 ③取引先の取扱い商品のバラつき

【解決策】 
 組合の販売促進事業の強化を図るため、
組合ブランドの認知度向上及び愛用者増に
つなげるためのブランドパンフレット作成
及びHPのリニューアル

結果詳細

活用事例【販路・売上拡大】④

【活用組合】 
 ミサト履物協同組合

【中長期的課題】
「組合の持続的な成長や市場ポジションの強化」
 ①少子高齢化によるメインターゲットの減少
 ②組合製品の認知度の低さ
 ③限定的な販売チャネル

【解決策】 
 伝統工芸品や健康グッズ、メイドインジャパン
等の商品を出展対象とした商談展への出展による
販売力強化及び認知度向上


結果詳細

活用事例【実現可能性調査】①

【活用組合】 
 奈良県高山茶筌生産協同組合

【中長期的課題】
「原材料「淡竹」の確保難」
 ①業者の高齢化等による仕入先の減少
 ②全国の竹林で竹が枯れる兆候
 ③災害による各地の山林被害

【解決策】 
「新たな淡竹確保に係る現地調査」
 ①長野県(関係団体による情報提供)
 ②熊本県(竹林事業者による情報提供)
 ※「竹に関する委員会」委員が調査を実施


結果詳細

【事業全体の成果】
 活用組合への事業アンケート結果では全ての組合において「満足した」という結果となりました。特に「がんばる中小企業等の経営力強化・再構築支援事業」(下記参照)において計画策定を行った組合においては、計画内容を実際に実行できるということで、取組姿勢においても前向きであり、組合としてまとまりを持った取組となったことも副次的な成果として得ることができました。
 本事業は「中長期的な課題解決」に対する支援が大きなポイントであることから、支援する側についても組合が求める成果につながるよう「徹底した伴走支援」が重要となります。本事業の実施を通じて、今後は継続的な実行支援や自走化に向けたフォローアップを意識した「出口支援」に注力し「経営力強化・再構築」による持続的な発展が実現できるよう努めます。
 奈良県中央会ではこのような形で「入口支援」から「出口支援」までを一貫して支援する「総合的支援」を導入しています。事業に興味を持たれた組合は担当指導員まで連絡いただきますようお願いします。