ものづくり補助事業成果事例集
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当社の創業は明治38年。当然ながら現在ほどの優れた衛生環境は整っておらず、石鹸で手や身体を洗って衛生を保つ事が生きる上で非常に重要な要因となる時代だった。「一人でも多くの人が健康に暮らせるよう、楽しみながら洗ってほしい」と願いを込め、小学校の手洗い用に広く使われていたレモン石鹸を始めとして、その時代のニーズに合ったトイレタリー商品やスキンケア商品など幅広く展開し、今日に至っている。現在は「弱いお肌の強い味方に」というコーポレートメッセージを掲げ、敏感肌用ボディソープや代謝促進効果のある入浴剤、ニオイを防ぐ石けん等のお客様の悩みを解決する自社商品の開発に注力している。近年では、「地域共創」を目的として、奈良県や近畿大学との産学官連携によって開発した奈良のご当地コスメ「やまとcosmetic」を展開。地元特産品の柿の葉・菜種油・ごろごろ水・地酒を美容成分として高配合し、世界でニーズが高まりつつある動物性の成分を一切配合しない「ビーガンコスメ」として、女性の美容のサポートと共に、奈良の魅力を伝えている。業種分類化学工業事業内容石けん、ボディソープ、シャプー、コンディショナー、入浴剤、化粧水、ボディクリーム等の化粧品、及び医薬部外品の企画・製造販売代表者名代表取締役社長 大野 範子所在地(本社)大阪府八尾市植松町2-9-29連絡先TEL:072-994-5050/FAX:072-994-4531(奈良工場)奈良県橿原市曽我町12-4また、環境問題への取り組みとして、SDGsや海洋プラスチックゴミ問題に対し、当社が出した1つの回答が固形タイプの「The BAR」シリーズである。「The BAR」は単なる固形シャンプーではなく、液体シャンプーから水分を抜き固形化する技術を新開発して完成したもので、従来品より機能成分を高濃度に配合でき、加えてプラスチック容器を一切使用しない事でサスティナブルな「人にも環境にも優しい」製品として展開している。2021年に創業116年を迎え、「商品を通じてお客様の悩みを解決し、笑顔をお届けする」を経営理念として、今後も社会に必要とされる企業であるために、地域社会の問題解決の一助となる活動にも積極的に取り組んでいく。ホームページhttps://www.soapmax.co.jp/E-MAILinfo@soapmax.co.jp株式会社マックスの経営理念“商品・サービスを通じてお客様の悩みを解決し、お客様に笑顔をお届けする”を実現する為に株式会社マックスの取り組み商品を通じて地域社会問題・環境問題の解決の一助にも貢献42株式会社 マックス

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