景況情報

県内の景況情報(製造業)

【2016年7月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
食料品 前年同月比 あめ はれ くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
繊維・同製品 前年同月比 くもり くもり くもり あめ あめ あめ くもり あめ あめ
木材・木製品 前年同月比 くもり はれ くもり くもり あめ くもり くもり くもり くもり
出版・印刷 前年同月比 あめ くもり くもり くもり くもり くもり あめ くもり くもり
化学ゴム 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり
窯業・土石製品 前年同月比 くもり くもり くもり くもり あめ くもり あめ くもり あめ
鉄鋼・金属 前年同月比                  
一般機器 前年同月比 あめ くもり くもり くもり あめ くもり くもり くもり あめ
その他 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり くもり あめ

 

食料品素麺7月末日でお中元商戦もほぼ終了した。本年は、5月下旬から6月上旬までは天候に恵まれ順調な出荷状況であったが、6月中旬以降ギフト商品は不振になった。最終的には、計画生産の影響もあり、売上は減少する見込みである。
木材・木製品製材荷動きが悪く低調である。物件の仕事・公共の仕事がある位で、住宅部材の仕事が減っている。
 竹製品7〜8月は閑散期なので、例年あまり商品は動かないが、今年は若干、販売量が増えている気配もあるが、売上は上がっていない。秋からの繁忙期に向けて増産の準備中。
印刷印刷昨年度が良すぎたため、売上高は減少になっているが例年よりは良い。
化学ゴムプラスチック夏場は多少閑散期である。概ね例年通りで推移している。
窯業・土石製品生コン北部都市部を中心に前年度上半期の最悪期を脱しつつある。大阪府下の協同組合の大同団結により、当県下への越境による出荷が減少していることや、建築関係の着工が順調に推移していることが、良好に作用している。他の地域においては、京奈和道、十津川道路を除くと前年同月比の落ち込みが大きいところもあり、全体的に低調な状況となっている。
一般機器機械アジアを中心とする世界経済の減速により、海外向けは受注量が減少。
その他の製造業毛皮革毛皮なめし加工は、オークションにおける毛皮原皮の単価が一昨年と比較して1/3程度になっている影響もあり、国内商社が原皮を購入した模様。毛皮縫製品加工は、アパレル業界に対して今年初めにサンプルを提供していたが、注文はまだ入ってきていない状況である。鹿皮は、原皮価格の高騰が止まらない状況の中で、経営を圧迫していて状況が非常に厳しい。

 

県内の景況情報(非製造業)

【2016年7月】 増加・上昇・好転 不変 減少・悪化・低下
    売上高 在庫
数量
販売
価格
取引
条件
収益
状況
資金
繰り
設備
操業度
雇用
人員
業界の
景況
卸売業 前年同月比 あめ くもり くもり くもり あめ くもり   くもり あめ
小売業 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
商店街 前年同月比 くもり くもり くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
サービス業 前年同月比 あめ   くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
建設業 前年同月比 くもり   くもり くもり くもり くもり   くもり くもり
運輸業 前年同月比 あめ   くもり あめ あめ くもり   くもり あめ

 

卸売業青果7月度は、野菜類は下旬やや値下がり、果実は順調に出荷されたため、売上額は野菜昨年同月比95%程度、果実108%程度となったものの、利益額ではほぼ昨年同月並であった。
 水産物今年の土用丑のウナギは、前年と同様高値であったが、土曜日と言う事もあってよく取引された。しかし、全体としては海水温の上昇等により水揚げ量が減少し、対前年同月比で取り扱い量・売上高共に微減となった。
 資源回収鉄スクラップは、関西業界の景気は悪く入荷は少ない。価格は変化無し。古紙も同様、景気は悪く入荷は少ない。価格は変化無し。非鉄金属も入荷は少ない。
小売業石油今夏は昨年よりもガソリン価格に割安感がある市況形成のため、需要が高まると期待したいところ。
 家電気温上昇に伴い、エアコンなどの商品の売れ行きが好調だった。月の売れ行きから見ると、前半は好調だったが後半は厳しく感じられた。
 配置薬従事者の多くが高齢化しており、同じく配置先・得意先も高齢傾向にある。地方では、過疎化が大きな要因を締め、業界全体の得意軒数減少を招いている。一方、若年従事者層は二極化し、好調と不調の差が益々顕著に現れてきた。「置き薬」「配置薬」のコマーシャルは長年ストップしたままで、配置薬業の存在自体、一般消費者の意識から薄れている模様。
 プロパンLPガスの仕入価格は、低い水準で推移している。夏季のため収益は出しにくい状況だが、今後には少し期待が持てる状況。
商店街奈良市7/15〜20まで、恒例の大売り出しを行った。
 橿原市7月下旬には、夏休で近鉄八木駅周辺は人の動きは多くなったが、炎暑が続く日中は、さすがに影響を受ける。商店街関係は、8月の「あたご祭り」の準備に入り、8月に期待するムードが飲食関係に多い。
 県下全域プレミアム商品券の再発行に期待する声がもある。
サービス業写真学期末・夏休み行事で多忙中であるが、業績上昇には中々繋がらない様子。
 旅館・ホテル昨年ふるさと割(6/19〜7/31宿泊最大50%オフ)があったが今年はなく、逆に九州ふっこう割(7月〜9月・最大50〜70%オフ)が九州に設定された影響もあり邦人客が減少。インバウンドはネット予約による個人客は増加したが、グループ客が減少、インバウンド全体では前年同月に対して減少。
 広告業公共・民間を通じて発注減が見られる。選挙による出遅れかの見極めがつかない状況にある。
建設業建築売上高は、前年同月に比べ減少。特に、雇用人数の減少がここに来て目立つ様になっている。新築住宅・リフォーム工事においても受注件数・工事高が減少傾向にある。結果、収益にも影響、先行き不安から雇用人数の調整へと動きが出始めている。
 鉄構各工場とも、順調に推移している。
 板金前月は、例年の如く梅雨期で雨の日が多く、稼働日数が激減した。板金材料の荷動きも鈍化した。経営状態は益々厳しくなっている。
運輸業軽貨物運送チャーターは、受注件数は90.1%と多少上向きとなり、中距離配送の伸長により、売上は何とか前年実績を確保できた模様。建築関連・機械関連は、少し上向きの感じである。引越は、受注件数・売上とも前年割れの状況。以前は、夏休み中に学生の引越が多少あったが、今年は厳しい状況。
 貨物運送参議院選挙前には経済対策は示されず、又、イギリスのEU離脱の動向などにより、今後の国内景気への不透明感から、貨物運送の需要は減少し、経営環境は引き続き厳しい。