2019-03-19 : 効率的な食品流通に資する賞味期限の年月表示化に関するセミナーの開催及び参加者の募集について(農林水産省)

飲食料品の物流においては、トラックドライバー不足等から物流費の高騰や輸送手段の確保が困難となる状況にあり、今後とも安定的に物流を確保するためには、トラック輸送への負担の軽減、物流の効率化を図ることが喫緊の課題となっています。飲食料品は、物流倉庫等でのトラックの荷待ち時間が生じた件数が多く、ドライバーの長時間労働の是正に向けて、取引慣行の課題も含めてサプライチェーン全体で解決を図っていくことが必要です。 こうした課題を抱えている中で、食品の賞味期限の年月日表示は、食品の貨物の小ロット化及び食品の入出庫作業の非効率化につながっていると考えられます。 賞味期限を年月で表示することにより、これまで賞味期限をもとに配送・保管・陳列を日付管理していたものを、月別管理にすることが可能となります。これにより、食品の在庫管理及び入出庫管理の効率化、さらには物流の効率化による関係者の労働時間の縮減といった働き方改革や低コスト化に資すると考えられます。また、仕入れ済み商品より賞味期限が前の商品の仕入れ拒否に伴う食品ロスを削減できます。 食品関連事業者の中には、すでに業界を挙げて年月表示化に取り組んでいるところも見られ、こうした取組を行うに当たって技術的に解決するべき課題等について、先行事例の紹介を通じて、多くの食品関連事業者が取り組むことができるようセミナーを開催します。 日時 平成31年4月16日(火曜日)13時30分~16時30分      (受付開始時刻は12時30分~) 会場 農林水産省本館7階共用第一会議室(ドア番号:本767)     所在地:東京都千代田区霞が関1‐2‐1 内容 (1) 賞味期限の年月表示化を行っている事業者より事例報告 (事例報告予定企業)  味の素株式会社  江崎グリコ株式会社  キリンビバレッジ株式会社  サントリー食品インターナショナル株式会社  株式会社なとり   50音順 (2) 質疑応答、意見交換等 参集範囲  食品関連企業の物流担当者、品質担当者等 参加可能人数  140人程度

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