211日1組限定、最大8名、宿泊・デイユース両方が可能な民泊施設として展開を開始し、コロナ等感染症対策の一環として非対面でチェックインが可能なシステムも取り入れている。開業当初より多くのメディアで掲載・放映され、インバウンド需要や国内旅行需要は元より、近隣保育園・幼稚園などのイベント・パーティ利用、絵本や読み聞かせサークルの会場としても利用されている。清掃作業は地域の障害者施設やシルバー人材センターへ委託しており、“エシカル消費”活動を含めた事業展開で地域貢献・活性化を目指している。事業の背景事業の成果〈事業計画名〉 日本初「絵本ホテル」で新規事業立ち上げ。空間創造で既存事業の拡大長年の構想をショールーム製作で現実に近年、当社が展開する事業において、設備導入・メンテナンスのみならず、内装デザインや建築工事も含めたワンストップサポートの要望が増加しており、当社の空間プロデュース力を目に見える形で提示する必要があった。そこで、以前からホテル等の“大人”を前提とした設計・デザインに疑問を感じ、「子どもが不便を感じず、のびのび過ごせるホテル」が出来ないか構想を重ねていた事もあって、当社保有マンションの1室を「ホテル」にデザイン・リノベーションし、地元奈良の活性化の一助となるよう、ショールーム兼ホテル(民泊施設)として展開する事を計画。「子どもの視点」をテーマに「子ども専用サイズ」「滞在したくなる」「子どもにこの空間を体験させたい」と思わせる内装デザイン・レイアウトを検討し、「『絵本ホテル』プロジェクト」として本事業をスタートした。日本初の「絵本」コンセプトホテル本事業では、棚・壁面パネル・アイランドキッチン・照明・リモートシステムなど、絵本とトイレ・洗面台以外のほぼ全ての設備導入費を補助金適用対象経費として実施した。令和元年度補正子ども目線でデザイン。子どもを主役にした「絵本ホテル」で“訪れて良し”を目指すライフラインサービス 株式会社
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