ものづくり補助事業成果事例集
49/59

株式会社 宮本金型製作所業種分類事業内容生産用機械器具製造業各種プレス金型設計製作・各種試作金型製品製作・各種プレス加工所在地奈良県生駒市北田原町1107-4連絡先TEL : 0743-71-2807 / FAX : 0743-71-2817ホームページhttp://www.miyamoto-kanagata.co.jp/E-MAILofce@miyamoto-kanagata.co.jp代表者名代表取締役社長 宮本 浩 1968年の創業以来、各種部品製造における「金型」の製造業として、高品質・短納期を心がけ、事業展開してきた。 創業当初は電気・家電関係の製品金型を取り扱っていたが、企業規模が大きくなるにつれて取扱う分野も多様化し、現在では自動車・二輪関連(ボディから各種カバーなどインナーパーツ)を中心に、航空機やフォークリフトなどに使用される大型部品の金型製造事業を行っている。 特に深絞り&薄板部品の金型製作を得意とし、薄板から厚板、高張力鋼板、ステンレス、アルミ等を使った製品の金型設計から最終製品製造まで一貫して対応が可能で、試験試作品開発など小回りが必要な案件にも対応し、顧客から高い評価を得ている。-株式会社宮本金型製作所の概要-深絞り&薄板部品の金型製作技術 当社を取り巻く事業領域は、川上・川中・川下の3段階に分類する事が出来る。当社が主要事業とする「金型製造」を川中とした場合、川上は「試作品開発」、川下は「最終製品製造」が該当する。 リーマンショック以降、同業者・下請業者の廃業が相次ぎ、競争相手となる業者が激減してしまったため、国内における市場規模の縮小が起こっていたが、国内需要を維持すべく平成24年度・25年度のものづくり補助事業において、川上・川下への事業展開を計画し、採択され、現在は年商における比率拡大に取り組んでいるところである。 今後はさらに主要取引分野である自動車関連に加えて、航空機関連や本事業によって道が拓かれた環境エネルギー分野を開拓し、川中である「金型製造」の水平展開、川上・川下の「試作品開発」「最終製品製造」事業の規模拡大を目指す。 事業を拡大することにより、顧客ニーズの高度化・肥大化を想定し、品質向上・生産効率向上に努め、困難な要求にも柔軟に対応が可能な体制構築に取り組んでいく。-今後の展望-事業領域の多角化と水平展開サーボプレス800t (富士スチール工業 1800×2500) 1台油圧プレス1200t (アミノ 2300×4500) 1台門型5軸対応マシニングセンタ (三菱重工 MVR-30FM/MVR-30EX) 3台門型5面対応マシニングセンタ (三菱重工 MVR-25FM) 1台3次元レーザー加工機 (三菱電機 VZ10-30CF-R) 1台多関節式三次元測定機 (ベクトロン VMC6646MPls) 1台対応サイズ2,500㎜×3,500㎜まで●プレス設備●工作機械設備●計測器設備保有設備(抜粋)48

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る