- 新型コロナウイルス関連情報 -

記録で振り返る奈良県の新型コロナウイルス感染症対策

 令和2年1月28日に県内初となる感染者が確認されてから、およそ3年半が経過しました。

 令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の法的位置づけが第5類へ引き下げられたことに伴い、県対策本部の体制は関係部署による連絡体制へ、医療提供体制は原則として通常の体制での対応に移行しましたが、新型コロナウイルスは今後も対処していく必要があることから、本県においては、引き続き安心できる医療提供体制の確保に取り組んでいます。

 そこで、これまでの新型コロナウイルスの発生状況と、県がどのように対策を講じてきたのかを整理し、積み重ねてきた経験や知見を、今後到来する可能性がある感染拡大や、新たな感染症にも備えるという観点からとりまとめました。

新型コロナウイルス感染症 5類移行後の対応

 5月8日から新型コロナウイルス感染症の法的位置づけが第5類へ引き下げられます
 これに伴い、県対策本部の体制は関係部署による連絡体制へ、医療提供体制は原則として通常の体制での対応に移行します。
 また、日常における基本的な感染防止対策は個人や事業者の判断に委ねられることになります。
 新型コロナウイルスは今後も付き合い続けなければならない相手であることを念頭に、本県においては、引き続き安心できる医療提供体制の確保に取り組みます

1.感染動向
2.新型コロナウイルス感染症 5類移行後の対応
3.基本的な感染防止策

詳細はこちら(奈良県)

新型コロナウイルス感染症への対応について(感染症法上の5類への移行に向けた取組)

 新型コロナウイルスとの戦いにおいて、本県では「医療提供体制の確保」と「社会・経済活動の維持」を最重要課題として、医療関係者のご尽力や県民皆さまのご協力を得て、情緒や雰囲気ではなく、エビデンスに基づいた実効的な対策に取り組んできました。
 5月8日からは、新型コロナウイルス感染症の法的位置づけが第5類へ引き下げられ、医療提供体制は原則として通常の体制での対応に移行することになります。国に対しては、これまでの取組の検証と丁寧な説明を期待します。
 県においても、円滑な移行に向け、関係機関との調整を行いながらしっかりと取り組むこととし、現在の取組内容と、感染症法上の位置づけ変更に伴う流れを整理しました
 新型コロナウイルスとは、今後も付き合い続けなければならない相手であることを念頭に、本県では、引き続き安心できる医療提供体制の確保と、コロナ禍で傷ついた社会・経済の活性化に向け、全力で取り組みます。

1.感染動向
2.新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更等に伴う今後の流れ
3.感染防止対策

詳細はこちら(奈良県)

県民のみなさまへ

 新型コロナウイルスの流行は続いており、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されています。

奈良県では、感染防止と社会・経済活動とを両立させ、日常生活の維持を目指していきたいと考えています。
引き続き、基本的な感染防止策を心がけましょう。

●特に換気を心がけましょう!
・時間を決めて定期的に2方向の窓やドアを開けて換気を行いましょう
・サーキュレーター等は、開けた窓やドアに向けて一方向で作動させましょう
・換気扇がある場合、換気扇で排気し、反対側から外気を取り入れましょう
※・車に乗るときは「外気導入モード」で、最大風量の半分以上
・同乗者は離れた席に座り、それぞれの窓を5センチほどあけましょう
・空気清浄機は補助的な役割と考え、まずは換気を確実に行いましょう

●発熱、倦怠感など少しでも体調が悪ければ外出を控えましょう

●オミクロン株対応ワクチンの早期接種をお願いします。特に高齢者など重症化リスクの高い方は早めの接種をお願いします。

●検査(自己検査・無料検査)を活用しましょう

●基本的な感染防止策を行いましょう 
 必要な場面でのマスク着用換気消毒距離3つの感染経路(エアロゾル、飛沫、接触)の遮断に有効です

◆「マスクの着用」の考え方については、国の基本的対処方針が変更され、3月13日より、個人の主体的な選択を尊重し、着用は基本的に、個人の判断に委ねることとされました。
<着用が効果的とされる場面>
・医療機関受診時、高齢者等重症化リスクが高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等への訪問時
・通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスへの乗車時 等
※事業者が、感染対策上または事業上の理由でマスク着用を求める場合があります。

●リスクの高い場所では、特に注意しましょう
 ふだん一緒に生活していない人が集う環境で、マスクを外しての大声での会話や長時間同席など、3つの感染経路が全て高まるような状況では、特に注意しましょう