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IT活用研究会

第8回IT活用研究会 詳細レポート

●検索エンジン対策をほどこすことで自社ホームページへのアクセスアップを図る。

ホームページを開設した方にお聞きすると、かなりの方が、「ホームページは結構早くからオープンしたのですが、なかなかアクセスが増えないんですよ」という声が多い。実際、誰でもがホームページを持てるようになってくると、その内容の良し悪しにかかわらず、ホームページの存在を認知させることに多大な労力がかかってきている。そのあたりも、ホームページを作っても、うまく活用できないのではないかと言う不安感をあおってる要因であろう。川口氏は、外部のホームページ運用会社と協力して、検索エンジン対策を施すことによって、アクセス件数をアップさせる努力を行っている。
 例えば、ジェットベンチレーターという商品がある。これは、運転席に取り付けることで、身体とシートの間に送風によるエアー層を作り出すもので、背中とお尻の蒸れを解消する優れものである。この商品を探していたユーザーが、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで「ジェットベンチレーター」と入力して検索したとする。そのときに、例えば、Googleでは、54件表示される。出来るだけ最初のほうに表示されるほうが、クリックされてアクセスされる可能性が多くなる。大和パーツのホームページは、9番目に表示される。設定にもよるが、多くは、最初のページに表示されると考えてよいだろう。
 検索エンジンの上位に表示される手法を一般的に、検索エンジン対策あるいは、SEO対策と呼ばれている。ここで、SEO対策のテクニックを整理しておこう。

 

<SEO対策ワンポイントテクニック>
・ <title>タグにページのキーワードを入れる。
・ <a>タグにはリンク先の情報をテキストで入れる。
・ 画像からリンクをはる場合には、alt属性にリンク先の情報を入れておく。
・ <h>や<em>や<strong>というタグを活用する。
・ <body>タグ中のテキストにおいて、最初の方にキーワードが出てくるように、スタイルシートやjavascriptは、外部ファイル化する。
・ <meta>タグの<keywords> <description>に、ページキーワードを適切に入れる。
・ <description>は、検索結果の説明文になりうるので、クリックされるようなコピーライティングが必要。
・ フレームを使用しない。
・ javascriptでリンクを貼らない。
・ サイトマップのページをテキストで作成する。
・ サイトページのテーマに合ったリンク元を増やす。


●検索エンジン対策はあくまでアクセスアップのためのもので、来訪者を顧客に出来るかどうかはホームページの魅力による。

ただし、ここで重要なのは、いくら検索エンジン対策テクニックを駆使しても、肝心要のホームページに来訪者の期待すべき情報が明記されていなければ逆効果になってしまう。  
川口氏は、1ページごとに来訪者が期待する商品情報を、適切な画像と説明文で丁寧に掲載している。こういうところから、リピート客、固定客が増えていくのである。検索エンジン対策は、あくまで、アクセスを促す仕掛けであり、来訪してくれたユーザーが、購入やメルマガ登録などの期待すべき足跡を残してくれるか、あるいはその後も定着した顧客となってくれるかは、やはりホームページの魅力によるのである。